
リー・カンション (李康生)(LEE Kang-sheng)
映画俳優 / 台湾
1968年台北生まれ。予備校時代にアルバイト先でツァイ・ミンリャン監督に見出され、ツァイ監督の初長編『青春神話』(1992)で映画デビュー。『日子』(2020)までのツァイ監督の長編劇映画全作に出演。自身の愛称でもある「小康(シャオカン)」役で、監督の作品世界を象徴する存在となった。『愛情萬歲』(1994)と『西瓜』(2005)でナント三大陸映画祭最優秀男優賞、『郊遊 ピクニック』(2013)で金馬奨最優秀男優賞などを受賞。ツァイ監督の「行者」シリーズでは、世界の街を無言で歩く修行僧を演じ続ける。監督・脚本家としても活動し、初監督作『迷子』(2003)はロッテルダム国際映画祭タイガー賞を受賞、主演を兼ねた『ヘルプ・ミー・エロス』(2007)はヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選ばれた。海外にも活動の場を広げ、シンガポールのヨー・シュウホァ監督の『黙視録』(2024)でアジア・フィルム・アワード助演男優賞を受賞。蔦哲一朗監督の『黒の牛』(2024)にも主演し、瞑想的な主題を体現する演技が賞賛を集めた。
東京フィルメックス・コンペティションの上映作品を対象に、国際審査員が各賞を選出し、授賞式で発表いたします。