監督:パトリック・タム(Patrick TAM)
1948年生まれ。1960年代末にテレビ局TVBでキャリアをスタート。武侠映画『The Sword』(1980)で監督デビューし、香港ニューウェーブの幕開けに寄与した。その後も『愛殺』(1981)、『レスリー・チャン 嵐の青春』(1982)、『最後勝利』(1987)、『風にバラは散った』(1989)などを監督。ウォン・カーウァイ監督の『欲望の翼』(1990)、『楽園の瑕(きず)』(1994)、ジョニー・トー監督の『エレクション』(2005)などの編集も手掛けた。『父子』(2006)で香港電影金像奨の監督賞と脚本賞、金馬奨の最優秀作品賞を受賞。