荒木啓子 KEIKO ARAKI (ぴあフィルムフェスティバル ディレクター、日本 )

 1977年に始まった「新しい映画の才能の発見と育成」「映画の新しい環境づくり」を目的とした、日本で最も歴史のある映画祭「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」 のディレクターを1992年からつとめる。PFFディレクター就任後は、「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」の夏の東京を始めとする全国6都市開催への拡大や、新人の映画製作&配給のレギュラー化、映画観客の増加を目指す、東京での年6回の上映イベント「PFFシアター」の開始、そして海外への日本のインディペンデント映画紹介など、活動の範囲が拡がる一方で、現在の映画の置かれた「インディペンデントの時代」を痛感している。2000年は、PFFで日本で初めての中国語圏のインディペンデント映画の特集を行うなど、アジア映画の紹介も活発に行っている。



back